†万華鏡
常に移ろい
二度と同じ姿になることなく
無限の彼方に広がっていく
万華鏡のように
今日というものは
決して二度とやっては来ない
それゆえに
一日一日はかない命を生きてゆく
人というものが
どうしようもなく
愛おしく思える